データベースミラーリングの構成で「1418」エラーが発生する際の対応

【確認方法】

1. 指定しているコンピューター名が正しいことを確認します。
   ※「セキュリティの構成」ウィザード中で接続しているので基本的にないと思いますが。
   
2. 指定しているコンピューター名で名前解決ができるか、解決したIPアドレスが正しいかを確認します。
   →名前解決ができない場合はDNSサーバーの設定を確認します。
   　ローカル環境にDNSサーバーが存在しない場合はhostsに書いて名前解決できるようにします。
   
3. 指定しているコンピューター名を指定してPing 応答があるか確認します。
   →Ping 応答がない場合、電源が入っているか、ハングしていないかを確認します。
   　ネットワーク的に離れている場合（ルーター等の機器を介する場合）、ルーティング等に問題がないか確認します。
   　※Windows Server 2012 はデフォルトではファイアウオールによってPing 応答を返しません。
   　以下のページを参照し、一時的にでもPing応答を返すようにして確認してください。
   　Windows ファイアウォールで Ping 応答を許可する
   
4. ファイアウオールが正しく構成されているか確認します。
   ミラーリング用のポート（デフォルト：5022）を許可するように構成されている必要があります。
   
   ファイアウオールの設定は次のページをご参照ください。（内容はどちらも同じです。）
   ワークグループ環境で データベースミラーリングを構成する
   ドメイン環境で データベースミラーリングを構成する
   
5. SQL Server 間がネットワーク的に離れている場合（ルーター等のネットワーク機器を介する場合）、ネットワーク機器などのファイアウオールによってブロックされていないか確認します。
   
   
6. その他、通信がうまくいかない要因がないか確認します。