Windows Server 2012 で 「データ重複除去」機能をインストールする

 
文書番号：10057

Windows Server 2012 には「データ重複除去」機能が搭載されました。
ストレージ製品などでは「重複排除」とも言われる機能で、ディスクの中に同じデータが存在した場合に重複する部分を共有して残りを削除することでディスクを節約する技術です。

データファイルを小さなブロックにわけて、同じ構造があれば重複する分を削除し、元のデータには共通部分へのポインタだけが残ります。
ファイル単位の重複検出の場合にはまったく同じファイルが異なるディレクトリに存在するときのみ有効ですが Windwos Server 2012 の「データ重複除去」機能はブロック単位で重複を検出しますのでディスクの節約率が高くなります。


詳しい説明が書かれたサイトがありますのでご参照ください。

[@IT] 第4回　ストレージの利用効率を高めるデータ重複除去機能
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1301/17/news101.html

【インストール手順】

  1. スタートメニューから「サーバーマネージャー」を起動します。

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  2. 画面右上の「管理」メニューをクリックし、「役割と機能の追加」をクリックします。

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  3. 役割と機能の追加ウィザードが起動します。
    「次へ」をクリックします。

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  4. 【インストールの種類の選択】
    「役割ベースまたは機能ベースのインストール」を選択して「次へ」をクリックします。

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  5. 【対象サーバーの選択】
    ローカルサーバーが選択されていることを確認して「次へ」をクリックします。

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  6. 【サーバーの役割の選択】
    「ファイル サービスおよび記憶域サービス」を展開し、さらに「ファイル サービスおよび iSCSI サービス」を展開します。
    「データ重複除去」にチェックを入れます。

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  7. データ重複に必要な機能を追加する確認メッセージが表示されます。
    「機能の追加」をクリックします。

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  8. 【サーバーの役割の選択】
    元の画面に戻りますので「次へ」をクリックします。

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  9. 【機能の選択】
    ここでは何もせずに「次へ」をクリックします。

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  10. 【インストールオプションの確認】
    内容を確認し、「インストール」をクリックします。

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  11. インストール中…しばらく待ちます。

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  12. インストールが完了したら「閉じる」ボタンをクリックして終了します。
    再起動しておきます。

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    13. 設定手順については 「データ重複除去 機能を構成する 」をご参照ください。

【参考情報】


[TechNet] Windows Server データ重複除去の概要
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/hh831602.aspx

[@IT] 第4回　ストレージの利用効率を高めるデータ重複除去機能
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1301/17/news101.html