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Oracle Database 12c サンプルスキーマについて

 
文書番号:10100

サンプル・スキーマを利用する


Oracle 12c Database インストールでインストール時に「サンプルスキーマ付きデータベースを作成」にチェックをつけると インストーラーの処理でデータベース作成後にサンプルデータベースも作ってくれます。


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作成されるサンプルスキーマは以下の5つです。
  • HR
  • IX
  • OE
  • PM
  • SH

インストール時に作成された上記サンプル・スキーマのステータスは「EXPIRED & LOCKED」になっています。
つまり、パスワードは期限切れ、アカウントはロック状態。ということになります。

サンプル・スキーマを利用するためにはアカウントのロックを解除し、新たにパスワードを設定します。

各アカウントごとに以下のコマンドを実行します。

rem systemユーザーでログインします。
sqlplus system/パスワード

rem アカウントのロックを解除します。
ALTER USER <ユーザー名> account unlock;

rem アカウントのパスワードを設定します。
ALTER USER <ユーザー名> IDENTIFIED BY <新しいパスワード>;

サンプル・スキーマを削除する


  • サンプル・スキーマを削除する場合は以下のコマンドを実行します。
    
    rem SYSTEMユーザーでログインする
    sqlplus SYSTEM / パスワード
    
    DROP USER HR CASCADE;
    DROP USER IX CASCADE;
    DROP USER OE CASCADE;
    DROP USER PM CASCADE;
    DROP USER SH CASCADE;
    



データベース作成時にサンプルスキーマを作成するように指定しなかった場合は、 手動で作成することもできます。

Oracle Database のインストール後に手動で作成する手順はこちらをご参照ください。
Oracle Database 12c サンプル・スキーマをインストールする