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Oracle Database Client 11g R2 インストール (Windows 8)

 
文書番号:10020

Windows 8 へOracle Client 11G(11.2.0.2)をインストールする手順です。
※2013/04現在、Oracle社からWindows 8 への正式対応版が発表されていません。

システム要件


※ここに記載のシステム要件はOracle社のインストレーションガイドからの引用ですが、ガイドにはWindows 8 への対応は明記されていません。
 参考までにWindows 7 での要件ですが、記載しておきます。
  Windows x86 Windows x64
物理メモリー
(RAM)
512MB以上(推奨 1GB)
Windows 7 では1GB以上
512MB以上(推奨 1GB)
Windows 7 では2GB以上
仮想メモリ RAM容量の2倍
ディスク領域 InstantClient:合計 306.1MB
管理者:合計 1155.1MB
ランタイム:866.1MB
InstantClient:合計 335MB
管理者:合計 1261.4MB
ランタイム:885MB
CPU Intel(x86)、AMD64、Intel EM64T AMD64およびIntel EM64T
ビデオ・アダプタ 256色
【参考資料】
OracleR Database Clientクイック・インストレーション・ガイド 11gリリース2 (11.2) for Microsoft Windows (32-Bit)
OracleR Database Clientクイック・インストレーション・ガイド 11gリリース2 (11.2) for Microsoft Windows x64 (64-Bit)

インストール

Oracle Database Client 11g R2 x64(11.2.0.2)のインストールです。
Windows 8 64ビット環境へOracle Client をインストールしています。

※同じ手順でWindows 8 32ビット環境へOracle Database Client 11g R2 x86をインストールしましたが画面遷移は全く同じでした。
  1. インストールメディア内の「setup.exe」を起動します。
    「[INS-13001]環境が、最低要件を満たしていません。続行しますか。」と表示されます。

    Windows 8 であること以外の要件はすべて満たしている環境なのでWindows 8 ということで表示するものと思われます。
    「はい(Y)」をクリックして続行します。

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  2. 警告メッセージで「詳細(D)」を表示した内容

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  3. 【インストール・タイプの選択】
    インストールタイプを選択します。ここでは「管理者」を選択して進めます。

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  4. 【Software Updateのダウンロード】
    今回はダウンロードしないので「ソフトウェア更新のスキップ」を選択して「次へ」をクリックします。
    ここで更新をダウンロードする場合はその他のオプションを選択します。

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  5. 【製品言語の選択】
    「日本語」と「英語」が選択されていることを確認して「次へ」をクリックします。

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  6. 【インストール場所の指定】
    Oracle Client をインストールする場所を指定します。
    既定では空き容量の一番大きなドライブの直下に「App」というフォルダ、その下に現在ログオン中のユーザー名のフォルダを作るように設定されています。
    Windows 7へインストールしたとき」同様、ユーザー名部分は消します。

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  7. 【サマリー】
    インストールパラメータが表示されますので内容を確認します。
    「終了」をクリックするとインストールが開始されます。

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  8. 【製品のインストール】
    インストールが開始されます。

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  9. インストールの途中でJava2SEがインターネットへ接続しようとしてファイアウォールでブロックされたダイアログが表示されることがあります。
    これはJava2SEが更新をチェックするためにインターネットへ接続しようとしているもので、更新が必要ない場合は「通信を許可する」チェックを外してもかまいません。

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  10. 終了
    これでインストールは完了です。「閉じる」ボタンをクリックしてウィザードを終了します。
    再起動を求められなくても再起動するようにします。

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