ドメイン環境で データベースミラーリングを構成する ~ 手順 4 ~

 
文書番号:10136


ワークグループ環境で データベースミラーリングを構築する ~ 手順 3 ~
まででデータベースミラーリングを構成する準備はできました。。

次にミラーを構成していきます。

データベースミラーリングを構成する

  1. プリンシパルサーバーで SQL Server Management Studio を起動します。
    ログインダイアログが表示されたら、Windows 認証でプリンシパルサーバーに接続します。

    ミラー構成にするデータベースを右クリックして、[タスク] - [ミラー]をクリックします。

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  2. データベースのプロパティが開き、ミラーページが表示されています。
    画面右上の「セキュリティの構成」ボタンをクリックします。

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  3. 「データベース ミラーリング セキュリティ構成ウィザード」が起動します。
    「次へ」をクリックします。

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  4. 【ミラーリング監視サーバーを含める】
    ミラー構成の中にミラーリング監視サーバーを含めて3台の構成にする場合はここで「はい」を選択します。

    自動フェイルオーバーの構成にする場合はミラーリング監視サーバーは必須です、
    本手順では自動フェイルオーバーの構成にするので「はい」を選択します。

    手動フェイルオーバーの構成の場合はミラーリング監視サーバーはなくてもかまいません。
    その場合はここで「いいえ」を選択します。

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  5. 【構成するサーバーを選択する】
    ミラリング監視サーバーを含めた構成にするので「ミラーリング監視サーバー インスタンス」にチェックが入っていることを確認して「次へ」をクリックします。

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  6. 【プリンシパル サーバー インスタンス】
    ここは自サーバーになるのでこのまま「次へ」をクリックします。

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  7. 【ミラー サーバー インスタンス】
    ミラーサーバーのインスタンスを指定します。
    「接続」ボタンをクリックします。

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  8. サーバーへの接続 ダイアログが起動します。
    「サーバー名」にミラーサーバーのコンピューター名を指定します。
    「認証」は「Windows 認証」を選択し、「接続」をクリックします。

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  9. 【ミラー サーバー インスタンス】
    ミラーサーバーに接続できたら「次へ」をクリックします。

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  10. 【ミラーリング監視 サーバー インスタンス】
    次はミラーリング監視サーバーに接続します。
    「接続」ボタンをクリックします。

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  11. サーバーへの接続 ダイアログが起動します。
    「サーバー名」にミラーリング監視サーバーのコンピューター名を指定します。
    「認証」は「Windows 認証」を選択し、「接続」をクリックします。

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  12. 【ミラーリング監視 サーバー インスタンス】
    ミラーリング監視サーバーに接続できたら「次へ」をクリックします。

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  13. 【サービス アカウント】
    ここはそのまま「次へ」をクリックします。

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  14. 【ウィザードの完了】
    構成の内容が表示されますので内容を確認し、「完了」をクリックします。

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  15. 【エンドポイントを構成しています】
    各サーバーにエンドポイントを作成中です。しばらく待ちます。
    エンドポイントの構成が完了したら「閉じる」ボタンをクリックしてウィザードを終了します。

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  16. データベースミラーリングの構成内容が表示されます。
    すぐにミラーリングを開始する場合は「ミラーリングの開始」をクリックします。

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  17. ミラーリングが正常に開始できると、最初はプリンシパルサーバーとミラーサーバーのデータベース間の整合性をチェックします。
    しばらくの後、「状態」の項目が「動機完了:データベースは完全に動機されています」という表記に変わればミラーリング成功です。
    「OK」ボタンをクリックしてダイアログを閉じます。

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  18. プリンシパルサーバー側のデータベースはデータベース名の後ろに「(プリンシパル、同期済み)」と表示されています。
    データベースは通常通り普通に利用することができますが、データベースの構造やデータの変更は逐一ミラー側へ同期が取られるようになっています。

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  19. ミラーサーバー側で SQL Server Management Studio を起動して確認するとデータベース名の後ろに「(ミラー、 同期済み / 復元しています...)」と表示されていることがわかります。
    この状態ではユーザーがデータベースを利用することはできません。

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