ドメイン環境で データベースミラーリングを構成する ~ 手順 3 ~

 
文書番号:10135



ドメイン環境でデータベースミラーリングを構成するために、データベースの実行アカウントを変更します。

データベースの実行アカウントがドメインのアカウントである必要があります。

データベースの実行アカウントを変更する

  1. プリンシパルサーバーで SQL Server 構成マネージャー を起動します。


    クリックで拡大
  2. Sql Server Configuration Manager が起動します。
    デフォルトでは「NT Service\MSSQLSERVER」になっています。

    ドメイン環境では相互で認証をするためにドメインアカウントで動作する必要があります。

    クリックで拡大
  3. データベースを右クリックして「プロパティ」をクリックします。

    クリックで拡大
  4. データベースのプロパティダイアログが起動します。
    アカウントの「参照」ボタンをクリックします。

    クリックで拡大
  5. 「ユーザー または グループ の選択」ダイアログが起動します。
    「場所の指定」がローカルサーバーになっている場合は「場所」をクリックします。

    クリックで拡大
  6. 場所の一覧からドメインを選択して「OK」をクリックします。

    クリックで拡大
  7. 指定したいアカウント名を入力して「名前の確認」をクリックします。
    入力したアカウント名にアンダーラインが付けばアカウント名が存在することが確認できたので「OK」をクリックします。

    ※本手順ではドメインの「Administrator」を指定していますが、実際の環境ではデータベース運用のためのアカウントを使用するようにしてください。

    クリックで拡大
  8. 「アカウント名」の欄に今選択したアカウント名が設定されます。
    「パスワード」と「パスワードの確認入力」の欄にパスワードを入力し、「適用」ボタンをクリックします。

    クリックで拡大
  9. 実行アカウントを変更したらサービスの再起動が必要です。
    確認メッセージが表示されますので「はい」をクリックします。

    クリックで拡大
  10. サービスの再起動が完了したら「OK」をクリックします。

    クリックで拡大
  11. 「ログオン」列の表記が今ほど指定したアカウントになっていることを確認します。

    クリックで拡大
  12. 本手順を ミラーサーバー と ミラーリング監視サーバーでも同様に行います。