Windows 8 を NTPサーバーにする方法
2012/7/3
文書番号:20123
Windows Server XP , Windows 7 を NTP サーバーにする方法 で記載したこととほぼ同じですが、それと同じように Windows 8 を NTP サーバーにする方法です。
【設定手順】
- レジストリエディタを起動します。
[ファイル名を指定して実行]で「regedit」と入力して「OK」をクリックします。
クリックで拡大 - [HKLM\SYSTEM\Current Control Set\Services\W32Time\TimeProviders\NtpServer] にある [Enabled] 値を開きます。
クリックで拡大 - データが「1」であることを確認して「OK」をクリックします。
クリックで拡大 - [HKLM\SYSTEM\Current Control Set\Services\W32Time\Config] にある [AnnounceFlags] 値を開きます。
クリックで拡大 - データを「5」に変更して「OK」をクリックします。
レジストリエディタを終了します。
クリックで拡大 - コマンドプロンプトを管理者として実行します。
「net stop w32time」と入力して実行します。
「net start w32time」と入力して実行します。
※管理者モードでコマンドプロンプトを起動しないと、コマンド実行時にアクセス拒否されて失敗します。
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ファイアウォールを設定する
Windows 8 は既定でファイアウォールが有効なのでクライアントからのアクセスに失敗します。
次の手順でファイアウォールを有効にします。
- スタートメニューから[コントロールパネル] - [システムとセキュリティ] - [ Windows ファイアウォール] を起動します。
スタートメニューがない場合は Windows ボタン + Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを起動し、「firewall.cpl」と入力してEnterを押下します。
クリックで拡大 - [詳細設定]をクリックします。
クリックで拡大 - 左ペインの[受信の規則] をクリックし、右ペインの[新しい規則]をクリックします。
[新規の受信の規則ウィザード]が起動します。
クリックで拡大 - 【規則の種類】
[ポート]を選択し、「次へ」をクリックします。
クリックで拡大 - 【プロトコルおよびポート】
[UDP] を選択し、[特定のローカルポート]欄に「123」と入力して「次へ」をクリックします。
クリックで拡大 - 【操作】
[接続を許可する] を選択し、「次へ」をクリックします。
クリックで拡大 - 【プロファイル】
この規則の適用対象ネットワークを選択して「次へ」をクリックします。
クリックで拡大 - 【名前】
NTPサーバーへの接続であることがわかるような名前を設定して「完了」をクリックします。
クリックで拡大 - 受信の規則の一覧に追加されれば成功です。
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クライアントからこの端末をNTPサーバーに設定して時刻同期できることを確認します。