Windows 10 で「Microsoft Compatibility Telemetry」が CPU を消費する
2018/12/13
文書番号:20809
Windows 10 で CPU の使用率が高い事象が頻発。
タスクマネージャーで確認してみるといくつもの「Microsoft Compatibility Telemetry」が高いCPU 使用率を示していることがわかります。
「Microsoft Compatibility Telemetry」とは何か。
Microsoft のコミュニティに記載がありました。
Microsoft compatibility telemetryとは
Microsoft compatibility telemetry の実体はC:\Windows\System32\CompatTelRunner.exeで、タスクスケジューラーによって定期的に実行されるようになっています。
機能としては Windows 利用中の互換性に関する問題や情報のテレメトリー (Microsoft での匿名化された情報の収集) のようです
機能としては Windows 利用中の互換性に関する問題や情報のテレメトリー (Microsoft での匿名化された情報の収集) のようです
タスクスケジューラーで定期的に実行されているようですが、高いCPU使用率で他のプロセスの動作に影響しては困るのでこれを停止したいと思います。
【操作手順】
- キーボードの Windwos ロゴキーを押しながら「R」キーを押します。
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- 「ファイル名を指定して実行」ダイアログが起動します。
「control schedtasks」と入力して「OK」をクリックします。
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- タスクスケジューラが起動しますので、左ペインのツリーを順に展開します。
[タスクスケジューラ ライブラリ] - [Microsoft] - [Windows] - [Application Experience] をクリックします。
タスクの一覧の中にある「Microsoft Compatibility Appraiser」というタスクが実態です。
これを右クリックして「無効」をクリックします。
「状態」の欄が「実行中」の場合はまず「終了」をクリックしてタスクを終了してから「無効」にします。
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- 「状態」の欄が「無効」になればOKです。
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