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Windows 10 で IME の変換が遅い場合の対処法

2015/1/29
文書番号:20455




Windows 10 にしてからどうもタイピングがもたつく感じの違和感がありました。

文字列を入力して変換をしたタイミングで候補が出るまでが遅いのです。

調べてみたところ、Windows 10 から搭載された予測変換の機能が重いようです。

スマホやタブレットなどでソフトウェアキーボードによる操作をしている場合にはタイピングはキーボードに比べると遅くなりますし、 予測変換が出て少しでも打つ回数が減れば非常に楽になると思います。

しかし、通常のキーボードで入力している場合には予測変換よりさっさと入力したとおりに変換してほしいと思いました。

この予測変換機能が不要であれば無効にすることで文字入力のもたつきを解消できます。

【設定方法】

  1. IME のコントロールパネルを右クリックし、「プロパティ」を選択します。

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  2. 「Microsoft IME の設定」ダイアログが起動します。
    「詳細設定」ボタンをクリックします。

    ※「予測入力」の項目で「入力履歴を使用する」のチェックを外してもよさそうなのですが、 これを外すと入力の履歴を保持しなくなり学習機能にまで影響するようなのでここはつけたままにします。

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  3. 「予測入力」タブを選択し、「予測候補を表示するまでの文字数」の欄に「15」を入力します。
    15文字まで入力しないと予測変換されないことになります。(15が最大値です)

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    通常、15文字も入力して変換することはないと思いますので予測変換を使用しないのと同じになります。
    予測変換が不要であればこの設定で文字入力時のもたつきは解消されると思います。