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ファイルやフォルダーに隠しファイルの属性がついてプロパティ画面から解除できない場合の対応方法

2017/1/5
文書番号:20653


ファイルやフォルダーが何らかの原因で「隠しファイル」の属性が付与されてしまい、 それを解除しようとプロパティ画面を開いたところ、「隠しファイル」の項目がグレーになってて操作できなくなっていました。


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この状態を解除する方法です。

【操作方法】

  1. キーボードの Windwos ロゴキーを押しながら「R」キーを押します。

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  2. 「ファイル名を指定して実行」ダイアログが起動します。
    「cmd」と入力して「OK」をクリックします。

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  3. まずは「dir」コマンドでこのフォルダーの状態を確認します。
    この状態の場合、「システムファイル」属性も付いている場合があるのでその場合は一緒に解除する必要があるためです。

    そのファイル・フォルダーがあるディレクトリで「dir」コマンドを実行します。(今回はE:\ で実行)
    隠しファイルなのでこの一覧には出てこないはずです。
    
    dir E:\
    

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  4. 隠しファイルであることを念のため確認します。
    結果の一覧に出てくると隠しファイルです。

    
    dir E:\ /a:h
    

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  5. システムファイルになっていないか確認します。
    結果の一覧に出てくるとシステムファイルです。

    
    dir E:\ /a:s
    

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  6. 上記の結果を踏まえて属性を解除する「attrib」コマンドを実行します。

    隠しファイル属性を解除する場合は「-h」、システムファイル属性を解除する場合は「-s」、 両方の属性を解除する場合は「-s -h」と指定します。
    
    attrib -s -h フォルダー名
    

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  7. これで隠しファイル属性が解除されていれば成功です。