ネットワークドライブが勝手に切断されないようにする方法
2015/2/23
文書番号:20073
Windows 7 以降のOSでは接続していたネットワークドライブに割り当てられた共有がいつの間にか切断状態になっていることがあります。
クライアントPCのリソースを少しでも使わないために自動で切断状態に移行しますが、フォルダエクスプローラから開くと再接続されてなにごともなかったように使用できるようになります。
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しかし、アプリケーションから割り当てられた文字列でアクセスする場合(G:\ など)はフォルダエクスプローラから開く処理がされないため、切断状態のまま接続しようとするとエラーになります。
アプリケーションの設定を変更することができないなどどうしようもできない場合は自動で切断されないようにできます。
【コマンドプロンプトで設定する】
- コマンドプロンプトを管理者として実行します。
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- 以下のコマンドを実行します。
net config server /autodisconnect:-1
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- 自動切断を無効にした後はコンピューターへのログオン直後も接続された状態のまま、また時間が経っても切断されません。
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- 自動で先端されるまでの時間を変更する場合。(既定は15分です)
単位は「分」で指定します。最大値は65,535です。
net config server /autodisconnect:15
【レジストリで設定する】
- キーボードの Windows キーと「R」ボタンを同時に押し、「ファイル名を指定して実行」を起動します。
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- HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\lanmanserver\parameters
の「autodisconnect」をダブルクリックします。
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- 切断しない設定にする場合は「ffffffff」と入力し、「16 進数」を選択して「OK」をクリックします。
切断するまでの時間を設定する場合はその分数を入力し、「10 進数」を選択して「OK」をクリックします。
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- 値が設定されたことを確認し、レジストリエディタを終了し、再起動します。
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