HOME >> Tips >> Microsoft Windows

リモートアシスタンスをコマンドで実行する方法

2015/1/25
文書番号:20069


リモートアシスタンスは離れた場所にいるユーザーに対して画面を共有しながら操作を教えたりするのに便利ですが、パソコンの操作に不慣れなユーザーの場合、 リモートアシスタンスを開始するまでに時間がかかったり、残念な場合には結局リモートアシスタンスを開始できなかったり。。。ということがあります。

リモートアシスタンスはウィザード形式で招待ファイルを作成するのですが、その流れをコマンドで実行して特定の共有フォルダにアップできれば・・・と思って調べてみたところ、 コマンドでの実行に対応していることがわかりました。

[Microsoft]ヒント: コマンド ラインまたはスクリプトからリモート アシスタンスを開始する
https://technet.microsoft.com/ja-jp/windows/ff467970.aspx

上記ドキュメントは Windows 7 の Tips として公開されていますが、Windows 8、8.1でも同じように使うことができました。

【実行方法】

  1. リモートアシスタンスをコマンドから実行します。

    「AAAZZZ」というパスワードで開始し、「\\192.168.0.1\共有」フォルダに招待ファイルを保存します。
    
    Msra.exe /saveasfile \\192.168.0.1\共有\RA.msrcIncident AAAZZZ
    
    通常Windows 7 ではリモートアシスタンスのパスワードはランダムに出来上がるのでユーザーに読んでもらう必要がありますが、コマンドで実行するとパスワードも事前に決めて指定できるので教えてもらう手間もなくなるので便利です。


  2. 上記の他にもオプションがあるのでMicrosoft のサイトを参考にしてみてください。

【参考情報】

[Microsoft]ヒント: コマンド ラインまたはスクリプトからリモート アシスタンスを開始する
https://technet.microsoft.com/ja-jp/windows/ff467970.aspx