Windows Server 2008 でログオン時に一時プロファイルが読み込まれる
2013/4/10
文書番号:20028
ユーザーのプロファイルをクリアしようと思って「C:\Users」の中のユーザー名のフォルダを削除したところ、
通常は次のログオン時に新規ユーザープロファイルが作成されるが、とあるユーザーのみ次のログオンから毎回一時プロファイルを読み込むようになってしまった。
こんな状況になってしまったときにプロファイルを作り直す方法。
【対応方法】
- レジストリエディタを起動します。
[ファイル名を指定して実行]で「regedit」と入力して「OK」をクリックします。
- [HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\ProfileList]まで展開します。
その中にユーザーのSIDのサブキーがあります。
一覧の中でSID名の後ろに「.bak」とついたものを探します。
そのサブキーをクリックすると「ProfileImagePath」に元のプロファイルのフォルダが記載されていることがわかります。
クリックで拡大 - そのユーザーがログオンしていないことを確認し、そのサブキーごと削除します。
- 再度ログオンし、新規でユーザープロファイルが作成されれば成功です。
※本環境はWindows Server 2008 R2 に XenApp 6.5 を導入している環境で発生しました。
Microsoft のサポートサイトによるとローカルログオンでも発生するような内容でした。
※レジストリの操作はバックアップをとるなど慎重に行ってください。
文書番号:947242 | : | Windows Vista ベースのシステムにログオンした後、一時プロファイルが読み込まれる |