指定したファイルやフォルダーが存在するかを確認する方法

 
文書番号:20463




コマンドでファイルやフォルダーの存在チェックをして条件分岐を行う方法です。

指定したフォルダがなければ作成してからその後の処理を行う場合や、ファイルが存在したら A の処理、存在しなければ B の処理といった条件分岐を行うことができます。

【ファイルの存在チェックを行う】


    「C:\work\a.txt」が存在するかどうかをチェックする
    
    
    rem チェック対象のファイルを指定
    SET fil="C:\work\a.txt"
    
    rem ファイルが存在するかチェックする
    if exist %fil% goto CODE1
    if not exist %fil% goto CODE2
    
    rem ファイルが存在する場合
    :CODE1
    echo 存在しました。
    
    exit /b
    
    rem ファイルが存在しない場合
    :CODE2
    echo 存在しませんでした。
    
    

【ディレクトリの存在チェックを行う】


    「C:\work」が存在するかどうかをチェックする
    
    
    rem チェック対象のディレクトリを指定
    SET dir="C:\work\."
    
    rem ディレクトリが存在するかチェックする
    if exist %dir% goto CODE1
    if not exist %dir% goto CODE2
    
    rem ディレクトリが存在する場合
    :CODE1
    echo 存在しました。
    
    exit /b
    
    rem ディレクトリが存在しない場合
    :CODE2
    echo 存在しませんでした。