コマンドプロンプトで WAIT や SLEEP のように指定した秒数待つ方法

 
文書番号:20010




コマンドプロンプトでいくつかの処理を実行する際、処理と処理の間でしばらく待ちを入れたいことがあります。

その場合は以下のように実行します。

【Ping コマンドで指定秒数待つ】


    Ping コマンドは1秒間隔で実行されます。
    これを利用して自分あてに Ping を投げるとコマンドが終了するまで待ちになります。
    (存在しないIPアドレスとかでもいいです。)

    -n オプションで実行する回数を指定できますのでこの回数を調整することで任意の秒数の待つことができます。
    
    rem 60秒待つ
    Ping -n 60 localhost > null
    
    ※「> null」とすることで結果を画面に表示しないようにしています。

【timeout コマンドで指定秒数待つ】


    Windows 7 以降の OS であれば「timeout」コマンドを使用することができます。
    
    rem 60秒待つ
    timeout 60 > null
    

スタートアップやログオンスクリプトで実行するプログラムが起動のタイミングが早くて実行できない(エラーになる)などの場合には、 しばらく待ってから実行すると問題なく動作することもあります。

コマンドプロンプトで指定秒数待機してから実行するようにするのは実際の環境で即時適用できるので便利です。