Windows Server 2008 の AD のレプリケーション確認(Repadmin)でエラーが出力される

2015/7/25
文書番号:20153



Windows Server 2008 で構成された Active Directory 環境でレプリケーションが正常に行われていることを RepAdmin コマンドで確認したところ最後に以下のエラーが発生しました。

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DsReplicaGetInfo() に失敗しました。状態: 8453 (0x2105):
レプリケーション アクセスが拒否されました。
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レプリケーションの結果は「成功」と表示されているにも関わらず何がエラーになっているのかと思いましたが、RepAdmin 実行ユーザーに管理者権限がないとエラーになるようです。

※Windows Server 2012 のコマンドプロンプトは自動で管理者として起動するので特に問題にならないようです。

【対応手順】

  1. スタートメニューからコマンドプロンプトを右クリックして「管理者として実行」をクリックします。

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  2. 再度 RepAdmin を実行すると先ほどのエラーはなく終了しました。

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【参考情報】

[KB2581638] Windows Server 2008 および Windows Server 2008 R2 のドメイン コントローラー上で Repadmin コマンドまたは DCDiag コマンドを実行すると、エラーが出力される
https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/2581638