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システムログの出力先を変更する方法

2015/6/21
文書番号:20370

VMware ESXi が出力するシステムログの出力先を変更する方法です。

USB メモリに ESXi をインストールしている環境ではコンソールで以下のメッセージが表示されます。
システムログの出力先をストレージに変更してみます。

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構成の問題
ホスト localhost.localdom のシステム ログは非持続性ストレージに格納されます。
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※「localhost.localdom」の部分はホスト名を変更するとそのホスト名で表示されます。



【設定手順】

  1. まずシステムログの出力先にするフォルダを作成します。
    システムログの格納先にするストレージを右クリックして「データストアの参照」をクリックします。

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  2. データストアブラウザが起動します。
    フォルダを作成する位置で右クリックし、「新規フォルダ」をクリックします。

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  3. フォルダの名前を指定して「OK」をクリックします。

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  4. フォルダが作成できたことを確認し、データストアブラウザを終了します。

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  5. 「構成」タブを選択し、メニュー一番下の「詳細設定」をクリックします。

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  6. 「詳細設定」ダイアログが起動します。
    左ペインのツリーから [Syslog]-[global] を選択します。

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  7. 「Syslog.global.logDir」の欄のテキストボックスに先ほど作成したログのパスを登録します。
    例:[datastore1]/logss

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  8. ログの出力先を変更すると「構成の問題」という警告メッセージは表示されなくなりました。

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  9. 再度ストレージの中を確認し、指定したフォルダ内にログが出力されていれば成功です。

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