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Integrated Lights-Out(iLo) の管理コンソールからサーバーの電源を操作する方法

2017/2/2
文書番号:20680

Integrated Lights-Out(以下、iLo) はサーバーのOS部分とは関係なく独立しているので通電していれば動作します。

ネットワークに接続されていれば管理コンソールへ接続できますので OS がハングしている状態でもハードウェアの状態を確認することができたり、 電源ボタンの操作をすることもできます。

今回は電源OFF の状態のサーバーの iLo に接続し、電源を入れる操作を行ってみます。
※通電していることと、iLoのネットワーク設定がされていることが前提です。


本手順ではML30 Gen9 、iLo 4 (バージョン2.50)の環境で実施しています。
機種やバージョンなどが異なる場合はそれぞれ置き換えてお読みください。

【操作手順】

  1. 電源OFFの状態のサーバーの iLo 管理コンソールへ接続し、ログインします。
    ログインし、概要ページを確認すると「サーバー電力」の項目が「オフ」になっていることが確認できます。

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  2. メニューから「電力管理」をクリックして展開し、「サーバー電力」をクリックします。

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  3. 「サーバー電力」のページが開きます。
    「電源オン」という項目の「瞬間的に押す」のボタンをクリックします。

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  4. 確認メッセージが表示されますので「OK」をクリックします。
    これでサーバーの電源が入ります。

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  5. サーバーが起動して、しばらくすると「システム状態」の項目は「オン」に変わります。

    電源がオンの状態でこの画面を開くと「瞬間的に押す」の他にも「押し続ける」(いわゆる長押し)などの操作をすることもできます。
    緊急時にはこんな操作もできるのでiLoはしっかり設定しておきましょう。

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