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Windows 10 に Oracle 10g をインストールする方法

2016/7/14
文書番号:20537



Windows 10 に Oracle 10g をインストールする方法です。

Oracle 10g を Windows 10 にインストールすることはメーカーでは動作保障されていません。


通常はインストールメディア内にある「setup.exe」をダブルクリックしてインストールしますが、


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Windows 10 で実行するとインストールの事前チェックに引っかかってインストーラが起動しません。

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※以下の手順で Oracle 10g (10.2.0.4.0) Client をインストールしてみて特に問題なく動作しましたが、あくまで自己責任にてお願いいたします。

【操作手順】

  1. スタートメニューからコマンドプロンプトを右クリックして管理者として実行します。

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  2. 以下のコマンドで実行します。

    
    setup.exe -ignoreSysPrereqs
    

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  3. これで実行すると事前チェックの結果が失敗でも無視して起動してくれます。

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  4. インストーラーが起動しました。
    ウィザードは通常通り進めて行きます。

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  5. 「製品固有の前提条件のチェック」画面で「オペレーティングシステムの要件」の項目でエラーになります。
    このままだとインストールを続行することができません。

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  6. エラーのステータスのチェックボックスにチェックを入れると「ユーザー検証済」というステータスに変わります。

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  7. 「次へ」をクリックすると警告メッセージが出ますが「はい」をクリックして次へ進みます。

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  8. 「サマリー」が表示されますので内容を確認し、「インストール」をクリックします。

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  9. インストール中です。
    しばらく待ちます。

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  10. インストール後、接続文字列を設定し、SQL*Plus でデータベースへ接続してみます。
    問題なく接続できれば成功です。

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  11. ※データベースサーバーでも同様の手順でインストールできました。