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エクスポート(exp)実行時に日付ごとのファイル名で保存する

 
文書番号:20242



Oracle Database から exp コマンドを実行してデータをエクスポートする際に実行した日の日付をファイル名に含めて保存する方法です。

1ヶ月サイクルで exp コマンドによる dmp 出力でバックアップを実行したい場合、 ファイル名に日付を含めて実行することで1つのフォルダ内に1か月分のファイルを保存できます。

【実行手順】

    日付情報をファイルに使うのはコマンドプロンプトだけで実現できます。

    日付は %DATE% で、時刻は %TIME% で取得できます。
    取得できた情報を必要な部分のみ切り取ってファイル名に使用します。


    %変数名:~開始位置,文字数% で指定します。

    例:%DATE% が 2014/12/20 の場合、 %DATE:~8,2% で「20」と取得できます。
    ※開始位置は0始まりでカウントします。

    backup.bat
    
    exp ユーザー名/パスワード@接続文字列 file=c:\dmp\BACKUP_%DATE:~8,2%.dmp log=c:\dmp\BACKUP_%DATE:~8,2%.log
    
    ※出力先のパスなどは環境に合わせて変更してください。

    上記の「backup.bat」を1日に1回実行するようにタスクを設定するだけで1か月分のファイル名で出力できます。


    その他にも日付をファイル名に使用する方法が@ITに掲載されていましたので参考にしてみてください。

【参考情報】

[@IT]バッチ・ファイル中で日付をファイル名に使用する
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/0405/01/news002.html