DBMS_JOB パッケージでPLSQLを定期的に実行する方法

Windows で言うタスクスケジューラのようなものがOracle にもあります。
DBMS_JOB パッケージを使用することでストアドプロシージャを定期的に実行することができます。

【実行手順】

実行するストアドプロシージャを作成し、コンパイルしておきます。

ジョブを登録します。


DECLARE
    JOB_NO NUMBER;
BEGIN
    --書式：DBMS_JOB.SUBMIT(JOB_NO,'実行するプロシージャ名',次回実行日時,実行間隔);

    --「TEST_PROCESS」を「2014/10/01 13:00:00」に実行を開始し、1日間隔で実行する
    DBMS_JOB.SUBMIT(JOB_NO,'TEST_PROCESS();',TO_DATE('2014/10/01 13:00:00','YYYY/MM/DD HH24:MI:SS'),SYSDATE + 1);

    --「TEST_PROCESS」を「2014/10/01 13:00:00」に実行を開始し、1時間間隔で実行する
    DBMS_JOB.SUBMIT(JOB_NO,'TEST_PROCESS();',TO_DATE('2014/10/01 13:00:00','YYYY/MM/DD HH24:MI:SS'),SYSDATE + 1/24);

    --「TEST_PROCESS」を「2014/10/01 13:00:00」に実行を開始し、30分間隔で実行する
    DBMS_JOB.SUBMIT(JOB_NO,'TEST_PROCESS();',TO_DATE('2014/10/01 13:00:00','YYYY/MM/DD HH24:MI:SS'),SYSDATE + 30/1440);


    --「TEST_PROCESS」を即座に実行を開始し、1分間隔で実行する
    --開始時刻を指定せずに設定する場合
    DBMS_JOB.SUBMIT(JOB_NO,'TEST_PROCESS();',INTERVAL=>'SYSDATE+1/1440');

    COMMIT;
END;


登録済みのジョブの一覧を取得します。


SELECT *
FROM   user_jobs;


ジョブを手動で実行します。
※ジョブ番号は上記のジョブ一覧を照会するSQLで確認できます。


BEGIN
    DBMS_JOB.RUN(ジョブ番号);

    COMMIT;
END;


ジョブを削除します。
※ジョブ番号は上記のジョブ一覧を照会するSQLで確認できます。


BEGIN
    DBMS_JOB.REMOVE(ジョブ番号);

    COMMIT;
END;