Active Directory にドメインコントローラーを追加する

 
文書番号:10064

Windows Server 2012 で 既存の Active Directory 環境に ドメイン コントローラー を追加する手順です。

Active Directory ドメインサービス(AD DS)をインストールする作業は1台目と同様です。
Active Directory ドメインサービス(AD DS)をインストールする

【インストール手順】

  1. 「役割の追加の追加」で AD DS をインストールした最後の画面で「このサーバーをドメイン コントローラーに昇格する」のリンクをクリックします。

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  2. 【配置構成】
    「既存のドメインにドメイン コントローラーを追加する」を選択し、ドメイン名を指定します。
    「この操作を実行するには資格情報を指定してください」の欄の「変更」ボタンをクリックします。

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  3. 【Windows セキュリティ】
    追加するドメインの管理者アカウントを指定します。

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  4. 【配置構成】
    入力した管理者アカウントが表示されていることを確認し、「次へ」をクリックします。

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  5. 【ドメイン コントローラー オプション】
    DNS、GCなどの機能を選択します。
    2台目以降のドメインコントローラーは「読み取り専用ドメインコントローラー」にすることもできます。
    ディレクトリサービス復元モードのパスワードを2回入力し、「次へ」をクリックします。

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  6. 【DNS オプション】
    ネットワーク内にDNSサーバーを見つけることができるとDNS委任を作成できます。
    今回はネットワーク内にDNSサーバーが存在しないためチェックできません。
    このまま「次へ」をクリックします。

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  7. 【追加オプション】
    追加のドメインコントローラーを構成した後、ドメインのデータベース情報を読み込む設定を行います。
    既存のドメインコントローラーからレプリケーション処理によって同期をとる場合は「レプリケート元」を指定します。

    VPNなどで接続されたネットワーク帯域の狭い環境で同期をとると非常に時間がかかる環境などであればデータベース情報をCDなどで持っていくこともできますが・・・使ったことがありません。

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  8. 【パス】
    Active Directory のデータベースファイルなどの場所を確認します。

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  9. 【オプションの確認】
    構成の設定内容を確認し「次へ」をクリックします。

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  10. 【前提条件のチェック】
    前提条件のチェック結果を確認します。
    問題がないようであれば「インストール」をクリックします。

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  11. 【インストール】
    インストール中です。しばらく待ちます。

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  12. インストールが完了したら再起動を求めるダイアログが出ますので再起動をします。
    再起動後、「Active Directory ユーザーとコンピューター」を起動し、ドメインコントローラーとして追加されていれば成功です。