Windows Server 2012 で Active Directory ドメインサービス(AD DS)を構成する

 
文書番号:10056

Windows Server 2012 で Active Directory ドメイン サービス(AD DS) を構成する手順です。

【インストール手順】

  1. 「役割の追加の追加」で AD DS をインストールした最後の画面で「このサーバーをドメイン コントローラーに昇格する」のリンクをクリックします。

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    もし、間違ってこの画面を閉じてしまった場合はサーバーマネージャーを起動します。
    左ペインで「AD DS」をクリックすると「~ で Active Directory ドメイン サービスの構成が必要です」と表示されており、その上の旗のアイコンの横に警告アイコンが表示されています。

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    その警告アイコンをクリックすると「展開後構成」と表示されますのでその中の「このサーバーをドメイン コントローラーに昇格する」のリンクをクリックします。

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  2. 【配置構成】
    「この操作を実行するには資格情報を指定してください」の欄の「変更」ボタンをクリックし、管理者アカウントを指定します。

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  3. 【配置構成】
    ドメインサーバーをどのように配置するかを選択します。
    今回はこの環境で1台目のドメインコントローラーを構成するので「新しいフォレストを追加する」を選択します。
    「ルートドメイン名」を入力して「次へ」をクリックします。

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  4. 【ドメイン コントローラー オプション】
    フォレストとドメインの機能レベルを選択します。
    DNSサーバーが他にない場合はDNSサーバーを構成するために「ドメイン ネーム システム(DNS)サーバー」にチェックを入れます。
    パスワードを2回入力し、「次へ」をクリックします。

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    ※グローバル カタログ(GC)はドメイン内に最低1台必要です。2台目以降のサーバーの構成ではチェックを外すことができますが、1台目のサーバー構成ではチェックを外すことはできません。
    ※読み取り専用ドメイン コントローラー(RODC) は2台目以降のドメインコントローラー構成時に選択することができます。
  5. 【DNS オプション】
    ネットワーク内にDNSサーバーを見つけることができるとDNS委任を作成できます。
    今回はネットワーク内にDNSサーバーが存在しないためチェックできません。
    このまま「次へ」をクリックします。

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    確認メッセージが表示されたら「OK」をクリックします。

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  6. 【追加オプション】
    NetBIOS ドメイン名を確認します。
    初期値はドメイン名の最初の.(ドット)までの名称がすべて大文字で設定されます。
    通常はこのまま「次へ」をクリックします。

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  7. 【パス】
    Active Directory のデータベースファイルなどの場所を確認します。

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  8. 【オプションの確認】
    構成の設定内容を確認し「次へ」をクリックします。

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  9. 【インストール】
    インストール中です。しばらく待ちます。

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  10. 構成が完了したら再起動を求められます。
    「閉じる」ボタンをクリックして再起動します。

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  11. 再起動後、スタートメニューを開き、「Active Directory ユーザーとコンピュータ」などの管理ツール使えればOKです。

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