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Oracle Database 11g R2 インストール

 
文書番号:10017

システム要件

  Windows x86 Windows x64
物理メモリー
(RAM)
1GB(最小)
仮想メモリ RAM容量の2倍
ディスク領域 基本インストール:合計 4.55GB
拡張インストール:合計 4.92GB
合計 5.1GB
CPU 550MHz(最小)
(Windows Vista では800MHz以上)
AMD64、
またはIntel Extended memory(EM64T)
ビデオ・アダプタ 256色
参考資料:Oracle 11g R2 インストレーションガイド

事前準備

Oracle 11g Database インストール用メディアが2枚に分かれている場合はメディアの内容を以下の手順でコピーします。
  1. 1枚目のメディアの内容をHDDへコピーします。
  2. 2枚目のメディアの「\database\stage\Components」以下の内容を1枚目の「\database\stage\Components」フォルダに移動します。
  • oracle.ctx
  • oracle.owb.rsf
  • oracle.rdbms.install.seeddb
  • oracle.sysman.console.db

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インストール

Oracle 11g R2 Database のインストール手順です。
手順内のオプションの選択肢はインストールする環境に合わせて選択してください。
本項では単一のデータベースサーバーを構成するオプションを選択していきます。
  1. インストールメディア内の「Setup.exe」を起動します。
    Oracle 11gのスプラッシュが表示され、インストーラが準備されます。
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  2. セキュリティ・アップデートの構成
    通知を受ける場合にはメールアドレス等を設定します。
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  3. セキュリティ・アップデートの構成でメールアドレスを設定しない場合には警告メッセージが表示されます。
    それでもよければ「はい」を選択します。
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  4. インストール・オプションの選択
    インストールオプションを選択して「次へ」をクリックします。
    「データベースの作成および構成」を選択しています。1

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  5. システム・クラス
    「デスクトップクラス」か「サーバークラス」かを選択します。
    「サーバークラス」を選択しています。

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  6. Gridインストールオプション
    実行するデータベースインストールタイプを選択します。
    単一のデータベースサーバーを構成する場合は「単一インスタンス・データベースのインストール」を選択します。
    RAC構成にする場合は「Real Application Clustersデータベースのインストール」を選択します。
    「単一インスタンス~」を選択します。

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  7. インストール・タイプの選択
    「標準インストール」か「拡張インストール」かを選択します。
    Oracle Database 10g までを経験されている方は「拡張インストール」がいいでしょう。

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  8. 製品言語の選択
    「日本語」と「英語」が選択されていることを確認して「次へ」をクリックします。

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  9. データベース・エディションの選択
    購入したライセンスのエディションを選択します。

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  10. インストール場所の指定
    Oracle Database をインストールする場所を指定します。
    既定では空き容量の一番大きなドライブの直下に「App」というフォルダ、の下に現在ログオン中のユーザー名のフォルダを作るように設定されています。

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  11. インストール場所の指定
    ここのユーザー名部分が気になる人が多いようですが、やはりなんとなく嫌なのでユーザー名部分を消しています。
    消しても消さなくても特に問題があったことはありません。

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  12. 構成タイプの選択
    データベースの目的に応じて選択します。

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  13. データベース識別子の指定
    グローバル・データベース名と Oracle サービス識別子(SID)を指定します。

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  14. 構成オプションの指定(メモリー)
    メモリーの使用量などを指定します。

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  15. 構成オプションの指定(キャラクタ・セット)
    データベースのキャラクタ・セットを選択します。

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  16. 構成オプションの指定(セキュリティ)
    セキュリティ構成について選択します。
    これにチェックを付けるとセキュリティ構成が厳しくなり、パスワードの有効期限などが適用されます。

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  17. 構成オプションの指定(サンプル・スキーマ)
    構成したデータベースにサンプルスキーマを作成する場合にはチェックを付けます。

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  18. 管理オプションの指定
    単一のデータベースを選択しているのでここでは「データベース管理にDatabase Control を使用する」しか選択することができません。
    RAC構成の場合には目的に応じて選択します。

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  19. データベース記憶域オプションの指定
    データファイルの保存先を選択します。

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  20. リカバリ・オプションの指定
    自動バックアップの有無を選択します。

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  21. スキーマ・パスワードの指定
    管理者アカウントのパスワードを指定します。

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  22. 前提条件チェックの実行
    インストールに際しての前提条件を満たしているかチェックされます。

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  23. サマリー
    インストールパラメータが表示されますので内容を確認します。
    「終了」をクリックするとインストールが開始されます。

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  24. 製品のインストール
    インストールが開始されます。

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  25. データベースが作成されます。

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  26. 作成されたデータベースの情報が表示されます。

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  27. 終了
    これでインストールは完了です。「閉じる」ボタンをクリックしてウィザードを終了します。
    再起動を求められなくても再起動するようにします。

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