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Oracle Database 10g R2 に PSR 10.2.0.5 をインストールしたらDB Consoleが起動しない

 
文書番号:10015

Windows Server 2003 R2 にインストールした Oracle Database 10g R2 環境へ Patch Set Release 10.2.0.5 をインストールしたらDB Console が起動しなくなった。
Database Control のSSL証明書の有効期限が2010/12/31に切れている為に発生するものらしく、個別パッチをインストールする必要があるとのこと。(KROWN #148255)

本手順ではOpatch を使用して Patch 8350262 をインストールします。
※実施にあたっては自己責任でお願いします。

事前準備

インストールするパッチ(Patch 8350262)を準備します。

インストール

  1. コマンドプロンプトを起動します。
    以下のコマンドを実行します。
    
    >cd ORACLE_HOME
    >cd OPatch
    >opatch.bat apply D:\p8350262_10205_Generic.zip
    ※パッチはzipファイルのまま指定します。
    ※パッチのパスは実際のパスに置き換えてください。

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  2. 更新中。。。

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  3. 「OPatch succeeded」と表示されれば成功です。
    コマンドプロンプトを終了します。

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  4. これで完了です。
    emcaが正常に完了できることを確認します。

【参考情報】
OPatchを使用したOracleソフトウェアへのパッチの適用