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共有フォルダーの中のファイルやフォルダーが表示されない(2)

2016/8/31
文書番号：20556


ネットワーク上の共有フォルダーを開いたところ、他のコンピューターや複合機などから保存したファイルが表示されるのに非常に時間がかかる現象が発生しました。
F5 で更新しても表示されないのですが、30分～1時間ぐらいたつといつの間にか表示されてきます。

クライアントで動作するオフラインキャッシュ（CSC：クライアント サイド キャッシュ）の機能がうまく動いているのかそうでないのか、 どちらにしても表示に時間がかかるのは困ります。

【対応方法】

  1. キーボードの Windwos ロゴキーを押しながら「R」キーを押します。

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  2. 「ファイル名を指定して実行」ダイアログが起動します。
    「services.msc」と入力して「OK」をクリックします。

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  3. 「サービス」が起動します。
    「Offline Files」という項目を探し、右クリックをして「プロパティ」を開きます。

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  4. 今後ずっと停止したままにする場合は「スタートアップの種類」を「無効」に設定し、「適用」ボタンをクリックします。

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  5. サービスの状態が「開始」になっていますのでその下にある「停止」ボタンをクリックします。
    サービスが停止したら「OK」ボタンをクリックしてダイアログを閉じます。

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  6. サービスの一覧画面で「Offiline Files」が停止していること、スタートアップを無効にした場合はその設定が反映していることを確認し、 画面右上の赤い×ボタンをクリックして画面を閉じます。

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    7. 先ほどまで表示されていなかった、または表示されるまでに時間がかかっていた共有フォルダーを開き、 ファイルがすぐに表示されるか確認します。


上記サービスを無効にしてもキャッシュが残っている場合、それを使う場合があるようです。
その場合は以下の手順でオフラインキャッシュを削除します。

【操作方法】

  1. キーボードの Windwos ロゴキーを押しながら「R」キーを押します。

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  2. 「ファイル名を指定して実行」ダイアログが起動します。
    「regedit」と入力して「OK」をクリックします。

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  3. レジストリエディタが起動しますので、以下の階層まで展開します。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Csc\Parameters

    「Parameters」キーの中で右クリックし、「DWORD(32ビット)値」をクリックします。

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  4. 「FormatDatabase」という名前で作成します。
    作成した値をダブルクリックで開きます。

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  5. 値のデータを「1」と入力してOKをクリックします。
    データが保存されたことを確認してレジストリエディタを終了し、コンピューターを再起動します。

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    6. この設定でコンピューター再起動時にオフラインキャッシュがクリアされます。
    先ほど保存した値はキャッシュクリア時に削除されるのでもう一度実行したい場合は再度 DWORD値を作成します。

    オフラインキャッシュを無効にするのではなく、キャッシュをクリアするだけの操作をすることもできます。