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リモートデスクトップ接続時、「ターゲットセッションは、現在のセッションと互換性がありません。」エラーの対応方法

2015/6/20
文書番号:20520



リモートデスクトップ接続でサーバーに接続しようとしたところ、以下のようなエラーが表示され、接続できませんでした。

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ターゲットセッションは、現在のセッションと互換性がありません。
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このサーバーが XenApp サーバーになっており、同じユーザーで XenApp に接続した際のセッションが残っているときに出るようです。
XenApp で接続して切断したセッションにリモートデスクトップで再接続しようとするためにこのエラーが発生します。

一旦、XenApp で接続して正常にログオフしてから、再度リモートデスクトップで接続することで対応できますが、それができない場合の対応方法です。

【設定手順】

  1. 対象のサーバーに管理者でログインします。
    タスクマネージャーを起動し、「ユーザー」タブを開きます。

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  2. エラーが発生したユーザーの切断されたセッションが残っていますのでそのセッションを選択して「ログオフ」をクリックします。

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  3. 強制的にログオフすることの確認メッセージが表示されます。

    このセッションで作業をしていて、保存していないものがある場合は失われることになります。
    それでもよい場合(もしくは"そうするしかない場合")は「ユーザーのログオフ」をクリックします。

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  4. セッションがログオフされ、一覧から消えればOKです。

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  5. 消えたことを確認したら再度このユーザーでリモートデスクトップ接続を試してみます。