Adobe Reader をサイレントインストールする方法

Adobe Reader をサイレントインストールする方法です。

Adobe のサイトへアクセスしてインストールしてもたいした手間ではありませんが、 複数台のコンピューターにインストールするのは大変です。

そこで Adobe Reader のスタンドアロンインストーラを入手してコマンドからインストールしてみます。

【操作手順】

1. まず、adobe reader のスタンドアロンインストーラーを入手します。
   Adobe 社の IT管理者向けサポート情報ページへアクセスします。
   
   [Adobe] IT管理者向けサポート情報
   https://helpx.adobe.com/jp/x-productkb/policy-pricing/cpsid_86391.html
   
   「Adobe Reader スタンドアロンインストーラー」をクリックします。
   
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2. 「Adobe Reader スタンドアロンインストーラー Windows 版（FTP）」をクリックします。
   
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3. ダウンロードする Adobe Reader のバージョンを選択します。
   今回は 「AcrobatDC」をクリックしました。
   
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4. ダウンロードするマイナーバージョンを選択します。
   今回は「1501020056」をクリックしました。
   
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5. ダウンロードする言語の「exe」をクリックします。
   
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6. 保存先を指定してダウンロードします。
   
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7. サイレントインストールを実行するバッチファイルを作成します。
   

   
   @echo off
   
   rem 実行ディレクトリを取得
   set current_dir=%~dp0
   
   rem Adobe Reader のインストールするファイル名を設定
   set fil=AcroRdrDC1501020056_ja_JP.exe
   
   rem Adobe Reader をインストール 開始
   %current_dir%\%fil% /sAll /rs /rps /l
   
   rem 10秒後に再起動
   shutdown -r -t 10
   
   exit
   

   ※赤字の部分を実際にインストールするexeファイルに合わせて変更します。
   

   オプション	説明
   /sPB	インストールを自動実行します。インストール時に進捗状況が表示されます。
   /sAll	インストールを自動実行します。画面も一切表示しません。
   /rs	再起動が必要な場合でも再起動しません。
   /rps	システム再起動のダイアログを表示しません。
   /l	ログファイルを生成します。 エラーが発生すると「%TEMP%\MSI*.LOG」というログが出力されます。

   ※自動インストール時は「/sPB」もしくは「/sAll」のどちらかを必ず指定します。
   


8. インストールする exeファイルと同じ場所にバッチファイルを保存して実行します。
   バッチファイルを右クリックして「管理者として実行」を選択して実行します。
   
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【参考情報】