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リモートデスクトップ接続時に接続先の画面のサイズをクライアントに合わせて表示する方法

2015/8/17
文書番号:20086


リモートデスクトップ接続時、接続先コンピューターの画面サイズよりクライアント側のリモートデスクトップ接続の画面を小さくして表示する場合、縦横にスクロールバーが表示されるので接続先の画面を見るためにスクロールバーを移動しながら見ないといけません。


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クライアント側で自由に変更したサイズに合うとスクロールバーで移動しながら作業することはないので便利に使えます。

【設定手順】

    この設定はリモートデスクトップ接続のショートカットファイルに設定します。
    既にショートカットを作成して接続を行っている場合は「手順.4」からお読みください。
    以下の手順はショートカットファイルを作成するところから記載しています。
  1. キーボードのWindows ロゴキーと「R」キーを同時に押下し、「ファイル名を指定して実行」を起動します。
    「mstsc」と入力して「OK」をクリックします。

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  2. リモートデスクトップ接続クライアントが起動します。
    画面左下の「オプションの表示」をクリックします。

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  3. 「全般」タブの画面下部にある「名前を付けて保存」をクリックし、接続ショートカットファイルを作成します。

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  4. 保存したショートカットファイルをメモ帳などのテキストエディタで開きます。

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  5. ファイルの最終行に以下の1行を追記します。
    「smart sizing:i:1」

    追記したら保存して終了します。

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  6. 作成したショートカットファイルから接続を開始し、接続先の画面の大きさが変わることを確認します。
    画面のサイズを変更しても即財にそのサイズに合います。

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  7. この設定はショートカットファイル単位で設定されるので複数のショートカットファイルを使用する場合はそれぞれに設定する必要があります。