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DD for Windows でESXiの起動用USBメモリをコピーする

2013/11/10
文書番号:20366




ESXiの起動用USBメモリを複製して起動用USBメモリのバックアップを作成する方法を調べてみました。
DD for Windows というソフトを使用するとよさそうなのでこのソフトを使用してESXi起動用USBメモリをバックアップし、それを別のUSBメモリにリストアする手順で複製しました。
以下その手順です。

まず、シリコンリナックス社のWebサイトから「DD for Windows」をダウンロードして解凍します。

シリコンリナックス社
http://www.si-linux.co.jp/

DD for Windows のページ
http://www.si-linux.co.jp/techinfo/index.php?DD%20for%20Windows

※DD for Windows のページの「ダウンロード」の項からダウンロードできます。
 この時点の最新は「Ver0996」でした。


【バックアップ&リストア手順】

    今回は2GBのUSBメモリにインストールしたESXiのイメージを8GBメモリにコピーします。

    コピー先のUSBメモリは事前にFATでフォーマットシテおいた方がよさそうです。
    そのままコピーしたところ、ESXiが起動できず、FATフォーマット後にコピーするとESXiが正常に起動できました。

  1. 解凍したフォルダ内にある「DDWin.exe」を起動します。
    ※Windows 7 以降のOSの場合は「管理者として実行」で起動します。
     普通に起動すると「対象ディスク」でUSBメモリが検出されません。

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  2. 複数のUSBメモリを接続している場合に「対象ディスク」で表示されているものが違うときは「ディスク選択」ボタンをクリックして変更します。

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  3. 「ファイル選択」ボタンをクリックしてバックアップ先を選択します。

    手入力で指定する場合には「対象ファイル」の「パス」にバックアップ先のフォルダを、「ファイル名」にバックアップするファイル名を入力します。(ファイル名の拡張子は.ddiと指定します)

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  4. 「読込」ボタンをクリックするとバックアップ処理が開始されます。

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  5. 「読込が完了しました」と表示されると終了です。

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  6. 次に新しいUSBメモリを接続し、「ディスク選択」ボタンで選択します。
    「ファイル選択」ボタンをクリックして書き込むファイルを選択します。
    「書込」ボタンをクリックして書き込みを開始します。

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  7. 元のUSBメモリのサイズより大きいUSBメモリを接続した場合にはメッセージが出ますが「はい」をクリックして続けます。

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  8. 書込み確認のメッセージが出ますので「はい」をクリックします。

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  9. 書込み先のUSBメモリが4GBを超えるサイズの場合にもメッセージが表示されますが「はい」をクリックします。

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  10. 書込みが開始したらしばらく待ちます。

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  11. 「書込が完了しました。」と表示されれば終了です。

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  12. コピーしたUSBメモリを使ってESXiを起動してみましたが、問題なく起動できました。

【参考情報】

シリコンリナックス社
http://www.si-linux.co.jp/