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VMware Esxi 仮想メモリのスワップ(vswp)を無効化する方法

2014/11/10
文書番号:20363

VMware Esxi ではホストに実装された総メモリ以上のメモリをゲストへ割り振ることができます。
総メモリより多く割り振ってしまうと足りなくなってしまいますがその際に使用されるのがメモリスワップ機能です。

データストア内にファイルを作成してそこへメモリデータを保存しますので、メモリに比べると転送速度は落ちます。 これは仮想環境の性能劣化にも繋がることになるので実装メモリが十分にあり、スワップする必要がないのであればこれを無効化することもできます。


通常は割り当てたメモリサイズと同じ容量の「.vswp」ファイルともう一つvswpファイル(画面の例では4GB と 130MB程度)が電源ON時に作成されます。

【設定手順】

  1. ゲストOSを電源OFFにして「仮想マシン設定の編集」を起動します。

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  2. 「リソース」タブを選択し、設定の一覧から「メモリ」を選択します。
    「予約」の欄のメモリサイズを割り当てメモリと同じ容量に設定します。

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  3. 再度起動するとメモリと同様量の「.vswp」ファイルのサイズが0になっています。
    ※130MBの方はそのまま残っています。これちょっと分かりません。。。

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