sqlcmd を単体でインストールして使用する方法

sqlcmd （Oracle で言うところの sqlplus）は SQL Server Management Studio などをインストールすると使えますが管理ツールなどをインストールしたくないなど、 コマンドでのみ使用したい場合には単体でインストールして使用することもできます。

コマンドプロンプトから「sqlcmd」と実行しますが、標準ではインストールされていないためエラーになります。

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【ダウンロード】

1. Microsoft サイトから Feature Pack をダウンロードしてインストールます。
   MicrosoftR SQL ServerR 2012 SP2 Feature Pack
   http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=43339　へアクセスします。
   「ダウンロード」ボタンをクリックします。
   
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2. 一覧の中からインストールする環境に合わせて以下の2つのコンポーネントにチェックを入れて「次へ」をクリックします。
   ・64ビット環境
   　「JPN\x64\sqlncli.msi」（SQL Server Native Client ）
   　「JPN\x64\SqlCmdLnUtils.msi」（コマンドラインユーティリティ）
   ・32ビット環境
   　「JPN\x86\sqlncli.msi」
   　「JPN\x86\SqlCmdLnUtils.msi」
   
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3. ブラウザ下の「保存」ボタンをクリックしてダウンロードします。
   
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【SQL Server Native Client をインストール】

1. ダウンロードした「sqlncli.msi」をダブルクリックします。
   
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2. インストールウィザードが起動したら「次へ」をクリックします。
   
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3. 【使用許諾契約書】
   「同意する」にチェックをいれて「次へ」をクリックします。
   
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4. 【機能の選択】
   そのまま「次へ」をクリックします。
   
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5. 【プログラム インストールの準備完了】
   「インストール」をクリックしてインストールを開始します。
   
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6. 【SQL Server 2012 Native Client のインストール】
   インストール中です。しばらく待ちます。
   
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7. インストールが終了したら「完了」ボタンで閉じます。
   
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【コマンドラインユーティリティをインストール】

1. ダウンロードした「SqlCmdLnUtils.msi」をダブルクリックします。
   
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2. インストールウィザードが起動したら「次へ」をクリックします。
   
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3. 【使用許諾契約書】
   「同意する」にチェックをいれて「次へ」をクリックします。
   
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4. 【プログラム インストールの準備完了】
   「インストール」をクリックしてインストールを開始します。
   
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5. インストールが終了したら「完了」ボタンで閉じます。
   
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【環境変数を設定する】

1. インストールは完了しましたがコマンドプロンプトでは「sqlcmd」だけで実行できません。
   環境変数にインストールしたパスを設定します。
   ますインストールされたパスを確認します。
   「C:\Program Files\Microsoft SQL Server\110\Tools\Binn」にインストールされています。
   （製品のバージョンにより多少異なります。）
   
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2. キーボードの「Windows キー」と「X」キーを押します。
   コンテキストメニューから「システム」をクリックします。
   
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3. 左ペインから「システムの詳細設定」をクリックします。
   
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4. 「システムのプロパティ」ダイアログで「環境変数」ボタンをクリックします。
   
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5. 下段の「システム環境変数」内から「Path」をクリックして反転させ、「編集」ボタンをクリックします。
   
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6. 現在の設定値が表示されますのでその最後にセミコロン「；」で区切って先ほどのパス「C:\Program Files\Microsoft SQL Server\110\Tools\Binn」を入力します。
   設定したら「OK」をクリックして開いているダイアログをすべて閉じます。
   
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7. コマンドプロンプトで「sqlcmd」と入力して「Enter」を押下し、ヘルプが表示されれば設定完了です。
   
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【参考情報】