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プラガブル・データベースを自動起動する設定(12.1.0.2 以降)

2016/11/1
文書番号:20595

プラガブル・データベースを自動起動する設定(12.1.0.1) では Oracle Database 12c(12.1.0.1)の環境ででプラガブル・データベースを自動起動する方法を書きましたが、 12.1.0.2 で早々に機能改善がされました。

バッチファイルで起動しなくてもプラガブル・データベースの機能で自動起動できるようになりました。


※注意※ 12.1.0.1 のバージョンの環境の場合は本記事のコマンドは使用できません。
↓のページをご参照ください。
プラガブル・データベースを自動起動する設定(12.1.0.1)

【プラガブル・データベースを自動起動するように設定する】

  1. SQL*Plus でプラガブル・データベースに接続して設定コマンドを実行します。

    
    --SQL*Plus をログインしないで起動します
    sqlplus /nolog
    
    
    --sys ユーザーで接続します
    conn sys/パスワード as sysdba
    
    
    --対象のプラガブル・データベースをオープンします
    alter pluggable database pdborcl open;
    
    
    --"起動している状態"を保存します
    alter pluggable database pdborcl save state;
    
    
    --SQL*Plus を終了します
    exit
    
    
    ※sys ユーザーのパスワードは実際のパスワードに置き換えてください。
    赤字の部分は実際のプラガブル・データベース名に変更してください。


    実行例です。

    クリックで拡大
  2. 再起動をしてプラガブル・データベースが自動で起動されるか確認します。

【参考情報】


プラガブル・データベースを自動起動する設定(12.1.0.1)