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エクスポート(exp)実行時に曜日ごとのファイル名で保存する

 
文書番号:20241



Oracle Database から exp コマンドを実行してデータをエクスポートする際に実行した日の曜日をファイル名に含めて保存する方法です。

1週間サイクルで exp コマンドによる dmp 出力でバックアップを実行したい場合、 ファイル名に曜日を含めて実行することで1つのフォルダ内に7つのファイルを保存できます。

コマンドプロンプトで曜日を表現できれば簡単なのですができません。
VBScript を使用して曜日を取得し、ファイル名に含めることで実現できます。

【実行手順】


    曜日の情報を返す vbScript ファイルを作成します。

    weekday.vbs
    
    WScript.Quit(WeekDay(Date))
    

    上記のvbscript を実行し、その結果(曜日の情報)を元に出力ファイル名をして exp コマンドを実行します。

    backup.bat
    
    cscript /b c:\dmp\weekday.vbs
        if %errorlevel%==7 set WEEKDAY=SAT
        if %errorlevel%==6 set WEEKDAY=FRI
        if %errorlevel%==5 set WEEKDAY=THU
        if %errorlevel%==4 set WEEKDAY=WED
        if %errorlevel%==3 set WEEKDAY=TUE
        if %errorlevel%==2 set WEEKDAY=MON
        if %errorlevel%==1 set WEEKDAY=SUN
    
    exp ユーザー名/パスワード@接続文字列 file=c:\dmp\BACKUP_%WEEKDAY%.dmp log=c:\dmp\BACKUP_%WEEKDAY%.log
    
    ※出力先のパスなどは環境に合わせて変更してください。


    上記の「backup.bat」を1日に1回実行するようにタスクを設定するだけで曜日ごとのファイル名で出力できます。